歯の神経を残すメリット5つ

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歯の神経を抜くとどのようなトラブルを起こしやすくなるのでしょうか。

①日本での歯の神経の治療の成功率は50%とも言われています。上手くいかなかった場合は再治療をしますが、歯の神経の治療は、やり直しを繰り返す度に成功率が下がると言われています。そして治療が上手くいかなければ、最終的には抜歯となってしまいます。
まずは、歯の神経をすぐに抜かずに歯の神経を残す努力をする。それが歯を長持ちさせることに繋がっていきます。

②詰め物や被せ物をすると、その歯はむし歯が起こりにくくなると考えがちですが、実は逆です。高頻度で歯と詰め物や被せ物との繋ぎ目からむし歯が再発してくるのです。むし歯が再発すると、神経がある歯では痛みが出てむし歯が進行してきているのに気づくことができますが、神経が無い歯は痛みが出ずにむし歯の再発がわからず、むし歯が進み放題進んでしまい、最悪は抜歯に至ることがあります。
歯の神経が残っていると、むし歯が再発に気づくことができ、早期に治療することによって歯を抜かずに済む確率が上がるというメリットがあります。

③歯の神経を抜かれた歯は、むし歯で歯が既に大きく欠損していることが多く、被せ物をするために支柱を歯の根に埋め込みます。大きく欠損してただでさえ脆くなっている歯の根に金属製の支柱をはめ込むと、楔の様な効果が出て歯の根にひびが入ったり、根が割れてきたりしやすくなります。歯の根が割れてくると抜歯となります。
歯の神経が残っていれば、歯の欠損も最小限になりますし、金属製の支柱をはめ込む機会も減りますので、歯の根が割れにくく抜歯を免れることに繋がります。

④歯の神経を抜くと歯が黒っぽく変色してしまうことがあります。歯ぐきから上は、被せ物で変色を隠せますが、歯ぐきの下の歯の根の変色は歯肉を黒ずんで見せてしまうことがあります。
歯に被せ物をする場合も、歯の神経が残っていたほうが、歯の回りの歯肉を自然な色に見せることができます。

⑤乳歯の神経が死んでしまっている、もしくは乳歯の神経の治療が上手くいっていない場合、永久歯と同じように根の先に膿が溜まってきます。乳歯の根のすぐ下には生え替わりの永久歯があり、その永久歯にバイ菌が感染すると、永久歯が正常な形にできなかったり、歯が咬み合せやむし歯に耐えられる十分な硬さにならなかったり、歯が変色して生えてきたりと、永久歯が上手く出来ずに生えてくる可能性があります。
永久歯を正常な状態で生えさせるためにも、乳歯の神経が残っていることが重要なのです。

まとめ

歯の神経は歯を長持ちさせるために重要な役割があります。歯の神経を残すためには、

・精度の高い詰め物をしてむし歯の再発を減少させる。
・精度の高い歯の神経の治療をする。
・確実なむし歯の除去をして感染を除去し、神経を残す。

以上は、顕微鏡歯科治療により実現することが可能です。歯の治療で悩まれている方は是非信頼できる顕微鏡歯科医に相談されることをお勧めします。

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